ゆずき通信第38号『交通整理をするように』発行

ゆずき通信第38号を発行いたしました。今回のテーマは『交通整理をするように』となっております。ぜひお読みください。

◆交通整理をするように◆

こんにちは!ゆずき不動産事務所(富士宮相続相談センター)代表の柚木(ゆずき)克哉です。ゆずき通信第38号をお送りいたします。よろしくお願いいたします。

 

さて、富士宮と三島で継続しております不動産個別相談会が、年内に150回を迎えます。
この相談会、ご相談者様から「相談に来て良かった」と言っていただける理由として多いのは、実は、問題が「解決しました」ではなく「整理できました」といったもの。

 

ご相談者様のお悩みによっては一筋縄ではいかないと言いますか、今の国の制度上100%の解決が現段階ではどうしても難しいということがよくあります。

 

例えば、先日もこのようなご相談をいただきました。

実家の所有者である親御さんが認知症で施設に入っておられ、売買が難しい。介護費用の捻出のために実家を売って現金化したいけれど、重たい認知症で判断能力がないということで売買ができない。かと言って、家族の誰かがそこに住んでいるわけでもなく、草刈りをはじめとしたメンテナンス、それから、固定資産税に火災保険の支払い、また、電気と水道はそのままにしており、その費用もかかり続け、成年後見制度も複雑で、もう何をどうしたらいいものか・・・・・・といったご相談です。

 

実は今、こういったお悩みを持たれている方が非常に増えています。そして、皆さんインターネットでいろいろ調べられてはいるのですが、情報が氾濫しており、どれが自分にとって正しい情報なのかの判断も難しく、相談会に来られます。

 

私は、ご相談者様のお話をお伺いした上で、「AとBとCとDをやらなければなりません。今の時点ですぐできるのはAで、Bはこういうやり方ならできます。CとDは今の段階ではまだできません」と、交通整理をするようにお伝えさせていただいています。すると、その場で解決こそできなかったとしても、「整理できました」とご相談者様のお顔が明るくなるのです。

 

自分一人、もしくはご夫婦だけで考え続け、どうしても答えが出ないという方は、まずはその整理をするためにも、気軽に相談会にお越しいただければと思います。
私がじっくりお話を聞かせていただきます。

 

 

 

 

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